夏とサビキと淡路島（ハードボイルド篇）
「案内を開始します…」 少し強い口調でナビ子が言った。 俺はおもむろにハンドルを握ると、 イグニッションキーを回して エグゾーストノイズを響かせる。 ミッドナイトタウンを駆け抜けて、 め…
四丁目の夕日。南港の砂浜の巻
大阪南港には昔、だだっ広い砂浜があったんだ。 青い海と白い砂って雰囲気じゃないけれど、 何もない、大きな砂浜だった。 もう４０年以上も前のことだ。 イトウ、ナカタ、オノちゃ…
四丁目の夕日。ナメナメのおっちゃんの巻
僕が子どもの頃はゲームなんてなかったから、 みんな学校から帰ると公園で遊んでいた。 そこへ、一人のおっちゃんが 自転車をこいでやってくる。 そして、いつもの場所に自転車を止めると、 チリ…
あなたと。
風のように出会い、 花のように燃えて、 月のように眠りたい。
俺のズボラ飯「卵がけウドンMAZUI 風」
俺はズボラだ！ ズボラーだ！ メシなんか作れない！ 作りたくない！ 俺は腹がへる！ 無性に腹がへる！ インスタントラーメンばっかじゃ飽きる！ ネットで「ズボラ飯」なんかを検索してみる！ すると、どこが…